愛するものがありません、見つけたい

誰にも選ばれたことがありません

さよなら激動の2018〜憂鬱編〜

悲しくなるほど、ボロボロになった2018だった。

けれどもうお別れだ。

 

さよなら新卒カード

人のことなんて何よりも興味のわかない私が人材系一本に絞った新卒就活は、破綻に終わった。

最後の砦だと思っていたところは、最後の最後でダメだった。

最終面接の前、3ヶ月くらいずっと付いていてくれていたリクルーターもびっくりだったと思う。まさか社長面接で「中途でおいで」と言われるなんて。

敗因は分かっている。

「あなたの人生を3つのワードで表してください」

この設問に、正直に答えすぎた。自分の自殺未遂の過去を伝えた。だってリクルーターが、素直になれって言ったから。

社長はきっと目の前で泣きそうな私を気持ち悪く思っただろう。「ああ落ちたな」って悟った。

 

そのあと秋採用を行なっていた地元のメディアの新規人材営業枠にほぼ受かったも同然だったが、社風と社長が生理的に無理だった。

社長のカバン持ちインターン、私はどうも無理だった。どうしても無理だった。

朝6時に電話をかけてくる社長が無理だった。きちんとした日本語の文章が書けない社長が無理だった。

そして内定を蹴った。

 

そうこうしているうちに不安になって、「バイト先で2〜3年働いてから転職するか」と安易な考えにたどり着いた私。すぐさまバイト先の社長に「正社員にしてください」と頼み、OKをもらった。

でも業務内容はコロコロと変わり、ストリートビューや節水装置、Wi-Fi、コラボSIMなど、手の出せるものは全て掴んで売っていた。バカだと思う。

軸のない営業、軸のない会社、目先しか考えない会社で、伸びない営業力、誇りを持てない仕事に鬱に追い込まれた。

当時の日記はひどいものだった。精神的な鬱ならまだしも、体調に見事に出ていた。

めまい、ふらつき、頭痛、手の痺れ、顔のしびれ。書くとキリがない。

 

県内や隣県のブックオフやイオンなどで携帯ショップのイベントスタッフが中心になってきて、とうとう死にたくなっていた。

プライドが許さなかった。

 

でもそんなボロボロの私を救ってくれたのは、日記だった。

見返すと、必ず涙が出た。哀れな自分、かわいそうな自分、誰にも褒められない自分が本当にかわいそうだった。

日記が自分の状況を客観視してくれたおかげで、就活をやり直そうと決断できた。

 

新卒カードを捨てて、私はストレスのない生活とゆとりを手に入れた。

 

そこからは不安も抱えつつなんやかんやうまくいく。それは希望編で書こうと思う。

 

余談だが、あの会社は今ワンコインスマホ教室をやっているらしい。ばかみたい。

赤ちゃんも生まれたのにね、頑張ってね、私も頑張るから。

 

続く