愛するものがありません、見つけたい

誰にも選ばれたことがありません

さよなら激動の2018〜超絶ハイパー希望編〜

前回の記事では死ぬほどキツかった時期を書いたなあ。

あの頃書いた日記やメモは今でも取ってあって、たまに見返すと「この頃よりは進歩してる、大丈夫、頑張ろう」って思えるようになってるよ。

生きててくれてありがとう〜〜線路に飛び込まないでくれて、タオルで首を締めないでくれてありがとう〜〜その時の私のおかげで今の私が生きてるよ〜〜〜と感謝の気持ちでいっぱい。

 

もう一回就活をやり直そうと持ったきっかけは、前にも書いたけどやっぱり自分の日記だった。

先週くらいに母に電話した時に、なんとなくその時の私の行動について聞いてみたけど、

「あのままあそこであの状態で働き続けるよりよっぽどいいと思ったよ」と答えてくれた。それだけ私を信頼してくれていたことに、いまにも泣きそう…。

 

それからまずは自分の状況をしっかり受け止めた。

自分は新卒カードを持たない、既卒就活生。

だけどアルバイトでずっと営業をしていたし、自分の持てる武器についてもしっかり考えた。

そこで、既卒就活に強いUZUZにコンタクトを取って、すぐに東京の就活を始ることに。

UZUZに紹介されたのが、前職のLGBTメディアの営業。思ってもないチャンスと仕事だった。ずっと勉強してきたことを主張することが、やっぱりチャンスを掴むと実感した。すぐに応募してもらって、すぐに面接をして、その場で内定が出た。

少し人より時間がかかったけど、誰よりも納得した内定の結果だと思った。

 

6月から始めたLGBTメディアの仕事は、仕事環境や人間関係にびっくりするくらい恵まれて、ストレスなく働くことができた。一緒に働いていた先輩方はみんな優しく聡明で、それぞれに素晴らしい人柄を持った眩しい人たちだった。だから頑張れた。あの人たちがいたから、弱音を吐かずに頑張ることができた。

そのおかげで、入社2週間で大口契約取れたし、ライターの仕事だって取り組むことができた。

それでもやっぱりメディアの宿命なのか、黒字回復せず11月末の契約満了で離散となった。悲しかった。やりたい仕事があって、最高の仲間がいても、経営状態が悪化するとどうにもならないことを知った。

だから今度は、安定して働ける、そしてこれまでやってきたことを生かしつつ新しい自分にバージョンアップできる、そんな欲張りな条件で転職先を探した。

 

そこで出会ったのが、今の会社だ。誰でも一度は見たことのある商品を作っている会社で、少数精鋭、社員のほとんどが社長の引き抜きでくる実力主義の会社。

そこがたまたま私のやりたいポジションで募集要項を出していた。

「どうせ受からない、記念受験だ」そんな気分で応募した。

 

その会社の出す商品が大好きで、その思いを伝えられればいいかな、と思っていたら、あっさり書類選考を通過。ウェブテストも手応えあり、面接に呼ばれることになった。

 

面接時、迎えてくれたのは社長と役員の女性の2名。始めに「ウェブテストの手応えはどうでしたか?」って聞かれた。「見返す時間があまりなかったです」と言うと、どうやら成績がよかったらしい。あとで上司に聞いたら、10段階で9評価だったらしい。

そのあと難しいことは聞かれず、フランクにこれまでやってきたことやどうしてそれをやってきたのか、私はどういう環境で育ってきたのか、ファミレスでお茶する感じで面接が進んだ。

面接の後半には、「トマトさんでいいと思うよ」「いつからこれる?」と内定前提のお話が進んだ。とても嬉しかった。誇らしかった。頑張ってきたことは無駄にはならないし、希望が必ずあると実感した瞬間だった。

 

それからすぐ入社して、今は忙しい毎日だけど楽しくやりがいのある毎日を過ごしている。人間関係もまだしっかり話せていないからなんとも言えないけど、みんながそれぞれに尊重しあってるし、生活に余裕のある人が多いからとても過ごしやすい。

 

覚えることもたくさんあって、失敗して指摘されることもたくさんあるけど、誰も私の人格は咎めない。あくまで私のやった仕事内容に対して意見を言ってくれるから、落ち込むことが全くない。たまに多忙とミスが重なってパンクしちゃうことはあるけど、それでも大丈夫になってる。

何より自分の仕事に対する姿勢がびっくりするくらい変わっているのがわかる。

言い訳を全くしなくなったし、素直にいろんな人の意見を認められるようになっている。自分はこの業界ではまだまだ無知であることを受け止められているし、皮肉に受け取ることもなくなった。多分全ては、今ある環境が大好きだから。性に合ってるから。

 

さよなら激動の2018。2019は踏ん張る年だ。一歩ずつ頑張ろう〜〜〜!